【4月16日(日)】自然の哲学お話会

【4月16日(日)】自然の哲学お話会、来週日曜日開催です。

すこしあたたかくなってきた庭文庫でお待ちしています。

昨年度、隔月開催をして毎回好評だった自然の哲学お話会。3月はおやすみにして、今回は4月16日(日)に開催をします。

はじめましての方も、お久しぶりですの方も、お気軽にご参加ください。

お待ちしております!

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庭文庫から坂を上がった、恵那市飯地町に住む名古屋大学教授の高野雅夫さんの著書『自然(じねん)の哲学—おカネに支配された心を解放する里山の物語』に関連して、それぞれ参加者も自由に話せるお話し会を開催します。今回は対面のみでのお話会となります。
興味のある方、ぜひぜひご参加ください!

◎前回のふりかえり

庭文庫にて「自然(じねん)の哲学お話し会」。いつものようにゆるくてオープンで深い対話の場となりました。
町で遊んでいる高齢者は耕作放棄地だらけの田舎に来て働いたらどうか。町では土地がなくブルーシートを敷いて子どもたちと米づくり。お父さんたちがんばる。ぬか漬け、腸まで細菌が届く優れもの。ぬか床は毎日愛情込めてかき混ぜる必要あり。同じ材料でも人によって味が変わる。手の常在菌のせい。塩を使わない漬物すんき。低温殺菌でできる。藍染をするスクモ。藍の葉を発酵させる。ぬか床も土壌作成もスクモも仕込んで2週間で完成。新月に仕込んで満月にできる。微生物スゴイ。田舎の人はオカネをもらわない、都会の人はそうではない。田舎はいいと思ってたけど、ボランティアはきらい。田舎はホントにいいのか初めて疑問に思った。

(1月24日 高野雅夫さんfb投稿より引用)

▼▽▼▽高野先生より、今回の会についてのご説明▼▽▼▽

ウクライナでの戦争や新型コロナなど、心がざわつくことが多い現在。ゆらぐ心をどこに着地させれば良いのか、戸惑う人も多いと思います。この会では、参加者どうし、ゆれる思いを共有し、自然(じねん)の哲学の助けを借りながら、それぞれの心の着地点を探ります。

・自然(じねん)の哲学とは:高野雅夫著『自然(じねん)の哲学—おカネに支配された心を解放する里山の物語』(ヘウレーカ、2021年)で展開された、かつての里山の暮らしに学びながら、生き物と人間の世界を一つのものとして捉える世界観。国家・社会についてはこれらを「人々に共有された物語」として捉え、戦争などそのあり方を解明する手がかりにもなります。

▶︎日時:2023年4月16日(日)13:30-16:10
▶︎場所:庭文庫 岐阜県恵那市笠置町河合1462-3 https://goo.gl/maps/rH72uCET6q4AUqk49
▶︎参加者:対面10人〜15人(先着順)
▶︎参加費:1000円
▶︎内容
1.アイスブレーク・自己紹介(30分)
2.高野の話題提供「今何が起きているのか?—自然(じねん)の哲学を手がかりに」(30分)
3.休憩(10分)
4.参加者どうしの対話(40分)
5.ふりかえり(10分)

▶︎ご予約方法:
下記Googleフォームにご記入いただくか、庭文庫のFB、インスタのDM、もしくはメールアドレス宛に「高野雅夫お話会参加希望」と書いて参加される方のお名前をお知らせください。


https://forms.gle/C5mYwrZanqqK7qHaA

メールアドレス niwabunko@gmail.com
▷高野雅夫プロフィール 名古屋大学大学院環境学研究科教授・博士(理学)木質バイオマスエネルギーやマイクロ水力発電などの再生可能エネルギーの技術開発とそれらの普及を通した里山再生について農山村をフィールドとして研究を行う。再生可能エネルギーを普及させるには豊富な自然資源が存在する農山村が持続しなくてはいけないものの、人口減少と高齢化によって集落消滅が進む事態に直面していることを知る。そこで、愛知県豊田市の農山村部を主なフィールドに、若者の移住支援を中心にした農山村地域再生の研究および実践に取り組む。主な著書 高野雅夫『自然(じねん)の哲学—おカネに支配された心を解放する里山の物語』ヘウレーカ、2021年 高野雅夫編著『持続可能な生き方をデザインしよう』明石書店、2017年 高野雅夫『人は100Wで生きられる』大和書房, 2011年

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