【12月22日(日)】山伏と考えるこれからの経済|市と庭#1 ー庭文庫に市が立つー

この前、庭文庫に山伏の成瀬さんが遊びに来てくれました。
そのときに、山との話、山伏の修行の話、今の経済の話をすこしだけ聞かせてもらって、ああなんて面白いんだ、これみんなで話したいな、と思っていたところ成瀬さんからもOKをもらって、「市と庭」の会をはじめてみることにしました。

成瀬さんは、東北公益文科大学で文化人類学などを教えてらっしゃり、この会の第一回として、文化人類学から見た色々な経済のかたちについて講義をしてもらったあと、成瀬さんご自身が取り組んでいる事例を紹介しつつ、みんなでこれからの経済のかたちを話してみようという会です。

今回の参加費は、お金ではない別のかたちでの交換そんなものの実践の場として、自分のもちものやスキルと交換にしましょう。(お金がある人は投げ銭も◉)
私は多分詩を書くし、ももちゃんはお返しに歌を歌います。お庭でできたお野菜でも、お家にあるコーヒー豆でも、お料理が好きな方はもちよりの料理でも、写真は好きな方は写真を撮るでも。負担にならない方法をぜひお持ちください。

お気軽にご参加ください!

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知とことば。モノと技。時間と腕っぷし。センスとひらめき。思いとつながり。あなたのもっているものと私のもっているもの。そんな色々を贈りあう交換会を庭文庫で開きます。

▼イベント詳細
「山伏と考えるこれからの経済」

□とき 12月22日(日) 15時~17時くらい
※17時以降はご飯を食べつつ、話したい人は一緒にお話ししましょう。当日材料費(500円前後)だけお願いするかもしれません。ご飯食べる方は事前にご連絡ください!持ち寄り歓迎!

□ところ 
 庭文庫 岐阜県恵那市笠置町河合1462-3 

□話し手 成瀬正憲
日知舎代表 1980年、岐阜県中津川市生まれ。山形県鶴岡市在住。 中央大学大学院総合政策修士課程修了。2009年山形県に移住。山伏修行を通じて日本列島の基層文化を身をもって学びながら、山人の採集文化やモノづくり、暮らしの知恵を訪ね、聞き書き、実践することで受け継ぐ。これからのライフスタイルに溶け込むようにそれらをリデザインし、経済の循環する事業を行うことで、地域の文化継承と自治のありかたを探っている。共著で『森ではたらく』(学芸出版社)、『自分の学びの見つけ方』(フィルムアート社)、『小商いのつくりかた』(東京書籍)などが発刊。

□参加費 
お話にたいして、お金がある人は投げ銭制でお金を、ものをつくる人は物を、農家さんは食材を、ご飯を作るのが好きな方はお料理など。

□予約 不要
終了後、一緒にご飯を食べるよ、という方はメッセージもしくはメールにて事前にご連絡ください
メールアドレス niwabunko@gmail.com

当日は一年で最も日が短くなる冬至の日です。冬至を祝うお祭りは人類史的に古く多くの社会で行われていたと成瀬さんから教えてもらいました。その日には贈り物が贈り合われ、またそれのより生命をいきいきとさせたという風に考えられていたようです。

そんな風にかつて贈り物を贈り合われていた冬至に、みなさんとお会いできること楽しみにしています。

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