冬のはじめ、庭文庫にて佐藤あやみさんと詩を書こう会をします。
庭文庫おすすめの詩を紹介して、庭文庫の庭で詩の種を見つけて、 そのあとはそれぞれ万年筆で詩を書く2時間。
普段詩を書かないよ!という人もどうぞお気軽に遊びに来てね!
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詩を書く、ということが好きです。
誰にも見せることがない、何の為にならない言葉の羅列が、世界を洗うみたいなことがいつでもどこでも、できること。
恵那に来たばかりのころ、同じように詩を書くのが好きな佐藤あやみさんと出会いました。
八木重吉や石原吉郎など好きな詩人も似ていて、出張古本屋時代にふたりで詩を書こう会を企画したこともありました。
あれから2年、変わったことも変わらないこともあるけれど、もう一度2人で詩を書こうの会を企画することになりました。
普段詩を書く人も、全然書かない人も、冬のはじめの庭文庫の庭で詩の種を見つけて、小さくも輝く言葉を紡いでみませんか。
(百瀬 実希)
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万年筆で詩を書く、ということが
どうしてこんなにも特別なのでしょうか。
ペン先から滲むインク、
てのひらに伝わる重み。
万年筆は「書く」という行為を
より確かなものにしてくれる道具です。
私は幼いころーいまでもそうですが
自分の感じたことを口にするのが苦手でした。
口にするかわりに、詩を書いていました。
口にはできなかった、いわば
心の海底にただ沈んでいくだけだった「言葉」たちを
すくい取ってくれるのが詩だったのです。
詩はひとの心の澱をかたちにして
世界に解き放ってくれる、そんな存在なのかもしれません。
今回は庭文庫の庭で
万年筆をたずさえて
みんなで詩を書いてみようと思います。
山と川に囲まれた庭文庫の素敵な庭を散歩したり
庭文庫にある詩集を朗読したりしつつ
万年筆で詩を書く。
そんなことをしてみたいなと思います。
出会ったことのない言葉に、出会えるかもしれません。
(佐藤あやみ)
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*場所:庭文庫
*日時:2019年12月14日(土) 13:30-15:30ぐらい
*定員:8名
*料金:1000円(庭文庫のコーヒー1杯つき)
*用意するもの:ノートや便せん 寒いのであったかい格好で 万年筆お持ちのかたは万年筆を(お持ちでない方は貸し出します)
*お申込み:庭文庫へのメッセージ、もしくはメールにて
niwabunko@gmail.com